Personalized Tea Guideline

喫茶養生今日のあなたに、ちょうどいい一杯を。

A cup attuned to who you are, today.

「今のあなた → いつ・なぜ → 参考(カフェイン・遺伝子)→ お茶選び」。 4つのステップを順にたどると、あなたに合う一杯にたどり着きます。

Philosophy

整えてから、体験する。

Prepare, then Experience

お茶の心地よい体験は、飲んだ成分がきちんと巡り、吸収・処理されることが前提です。だからまず土台、今の身体の状態を診て、そのうえで「いつ・なぜ」と「相性」を重ね、最後に一杯を選ぶ——このガイドでは、これを順にたどっていきます。

◇ ◇ ◇
1 今のあなた ・ Starting Point

あなたの現在地 ― からだの傾き具合

The Terrain Within

まずは2つの自己チェック(3つのはたらき7タイプ)から。今の傾きが、あなたに合う一杯の出発点になります。
(背景にある「からだの層構造」は、このセクションの最後に参考として載せています。)

Self-Check A ・ 3 Systems

からだの3つのはたらき ― 自己チェック

10問 ・ 1問ずつ回答(ステップ式)
からだのはたらき1 / 10
a. お酒・薬・カフェインが残りやすい/抜けにくい
からだのはたらき2 / 10
b. 脂っこい食事・食べ過ぎのあと、胃腸が重くなりやすい
からだのはたらき3 / 10
c. 便通が不規則になりがち(便秘・お腹をくだしやすい)
からだのはたらき4 / 10
d. めぐりが重く、朝からすっきり動き出しにくい
からだのはたらき5 / 10
e. 日焼け・強い日差しを浴びる機会が多い
からだのはたらき6 / 10
f. ストレス・寝不足が続き、疲れが抜けにくい
からだのはたらき7 / 10
g. 肌のくすみ・小じわ・白髪など“年齢サイン”が気になる
からだのはたらき8 / 10
h. 肌荒れ・吹き出物・かゆみが出やすい
からだのはたらき9 / 10
i. むくみ・関節や筋肉のこわばりを感じやすい
からだのはたらき10 / 10
j. 花粉症・アレルギー・のどの不調など、ゆらぎが出やすい

3つのはたらき・完了

10問すべてに回答しました。下の「3系マップ」に、いま整えたいポイントが表示されます。

Your 3-System Map ・ あなたの3系マップ
めぐり・抗酸化・抗炎症の3つのはたらきの、いまの傾き。頂点に近いほど、いま整えたいポイントです。(回答に応じて自動計算されます)
めぐり FLOW 抗酸化 ANTIOX. 抗炎症 ANTI-INFL.
めぐりFlow
抗酸化Antioxidant
抗炎症Anti-infl.

◇ ◇ ◇
Self-Check B ・ 7 Types

今の傾き(7タイプ)― 自己チェック

14問 ・ 1問ずつ回答(ステップ式)
今の傾き(7タイプ)1 / 14
1. 手足がほてる/のどが渇きやすい
今の傾き(7タイプ)2 / 14
2. 肌や目が乾きがち/寝つきが浅い
今の傾き(7タイプ)3 / 14
3. 冷え性で、手足が冷たいことが多い
今の傾き(7タイプ)4 / 14
4. 疲れやすく気力が出にくい/お腹が冷えると下しやすい
今の傾き(7タイプ)5 / 14
5. 体が重だるく、むくみやすい
今の傾き(7タイプ)6 / 14
6. 肩こり・くすみ・目の下のクマが気になる
今の傾き(7タイプ)7 / 14
7. ストレスでイライラ/気分が塞ぎやすい
今の傾き(7タイプ)8 / 14
8. 胸やのどがつかえる/ため息が多い
今の傾き(7タイプ)9 / 14
9. 花粉症・アトピーなどアレルギー体質がある
今の傾き(7タイプ)10 / 14
10. 特定の食べ物・カフェインで不調が出やすい
今の傾き(7タイプ)11 / 14
11. 疲れやすく、少し動くと息切れする
今の傾き(7タイプ)12 / 14
12. 声が小さめ・かぜをひきやすい・食後に眠くなる
今の傾き(7タイプ)13 / 14
13. 顔や頭皮がべたつく・にきびや吹き出物が出やすい
今の傾き(7タイプ)14 / 14
14. 口が苦い・口臭が気になる・便がべたつきすっきりしない

7タイプ・完了

14問すべてに回答しました。該当タイプが下でハイライトされます。このまま次のステップへお進みください。

※ 判定・結果は本番サイトで動作します(このプレビューでは動かない場合があります)。

下のタブから、7タイプの詳しい性質、お茶の相性を見られます。これは診断ではなく、“今の相性”の道しるべとお考えください。自己チェックを終えると、該当タイプが自動でハイライトされます。

体質は生涯変わらないものではなく、環境や暮らし方でゆるやかに移り変わります。だからこのページは、いまの傾きで今日の一杯を選びます。
※ 各タイプの定義は『中医体质分类与判定』(GB/T 46939-2025)に、痰湿質と血瘀質を「痰瘀」としてまとめた点は BCQ(体質量表)にならっています。平和質を除いた7タイプで扱う、独自の簡易指標です。

陰虚 / いんきょYIN-XU

定義 / Definitionうるおい(陰液)が少なめで、口やのどが乾き、手のひら・足の裏がほてりやすい。陰液虧少・口燥咽干・手足心熱(GB/T 46939-2025)
整えたい方向 / Aim抗酸化を支える
今の傾き / Signsほてり・乾き・寝つきの浅さ
相性のよい茶 / Tea白茶・黄茶・清香烏龍(甘潤・涼をとりすぎず)
控えめに / Ease off濃い紅茶・強い焙煎・冷やしすぎ

陽虚 / ようきょYANG-XU

定義 / Definitionあたためる力(陽気)が足りず、寒がりで冷えやすい。陽気不足・畏寒怕冷(GB/T 46939-2025)
整えたい方向 / Aimめぐり・温活
今の傾き / Signs冷え・気力の出にくさ・お腹の冷え
相性のよい茶 / Tea紅茶・熟プアール・生姜ブレンド(温・めぐらす)
控えめに / Ease off冷たいお茶・強い緑茶

痰瘀 / たんおPHLEGM-STASIS

定義 / Definition湿の停滞(痰湿質)と、血のめぐりの停滞(血瘀質)を重ねた見方です。痰湿質=湿がこもり、体格はふくよかで、おなかまわりがゆるみやすい。血瘀質=血のめぐりが滞り、肌色がくすみ、あざができやすい。痰湿凝聚・形体肥胖・腹部肥満/血行不暢・膚色晦暗・易現瘀斑(GB/T 46939-2025)
整えたい方向 / Aim抗炎症・代謝
今の傾き / Signs重だるさ・むくみ・すっきりしなさ
相性のよい茶 / Tea烏龍・後発酵茶・熟成茶/玫瑰花〈ローズ〉(温通・化湿・活血)
控えめに / Ease off加糖・ミルクティー・冷たい寒涼のお茶

見分け:あなたはどちら寄り? 「痰瘀」は“湿の停滞(痰湿)”と“血のめぐりの停滞(血瘀)”が重なった状態。近いほうで、合わせ方を寄せます。

近いサイン / Signs体が重だるい・むくみ・ベタつき・舌の苔が厚い
寄せ方 / Aim化湿・利水を強める(水分の停滞をさばく)
足す薬草 / Add陳皮・ハトムギ・佩蘭〈ペイラン〉(+熟プアール・烏龍)
滞った水分をさばいて、すっきり軽く。
近いサイン / Signs肌のくすみ・シミ・肩こり・唇が暗い・あざができやすい
寄せ方 / Aim活血を強める(血のめぐりを促す)
足す薬草 / Add玫瑰花〈ローズ〉・田七・クコの実(+熟成茶・烏龍)
巡りを促して、めぐりよく。※ 唇が暗いのは血行のサインです。

気鬱 / きうつQI-STAGNATION

定義 / Definition気のめぐりが滞り、気分が沈みやすく、ものごとを感じ取りやすい。気機鬱滞・情緒低沈・敏感多慮(GB/T 46939-2025)
整えたい方向 / Aim神経を、ときほぐす
今の傾き / Signsはりつめ・ため息・のどのつかえ
相性のよい茶 / Tea茉莉花茶・柑橘・カモミール(芳香・理気)
控えめに / Ease off高カフェイン・エナジー系

特稟 / とくびんSENSITIVE

定義 / Definition生まれつきの偏りがあり、アレルギーなど過敏な反応が出やすい。先天失常・過敏反応(GB/T 46939-2025)
整えたい方向 / Aim抗炎症・敏感さへ
今の傾き / Signsアレルギー傾向・刺激に反応しやすい
相性のよい茶 / Tea低刺激の老白茶・1芯1葉の白茶
控えめに / Ease off新茶・花粉期の花茶

気虚 / ききょQI-XU

定義 / Definition元気(気)が不足し、疲れやすく息切れしやすい。元気不足・易疲労・気短(GB/T 46939-2025)
整えたい方向 / Aim気を補う・底上げ
今の傾き / Signs疲れやすい・息切れ・声が小さい・食後の眠気・かぜをひきやすい
相性のよい茶 / Tea穏やかな紅茶・烏龍・熟プアール(補気・温和)
控えめに / Ease off濃い緑茶・冷たいお茶・空腹での濃い茶

湿熱 / しつねつDAMP-HEAT

定義 / Definition湿と熱がこもり、顔が脂っぽく、にきびが出やすい。湿熱内蘊・面垢油光・易生痤瘡(GB/T 46939-2025)
整えたい方向 / Aim清熱・化湿
今の傾き / Signs脂性・にきび・口の苦み/口臭・べたつく便・体が重く熱っぽい
相性のよい茶 / Tea緑茶・生プアール・白茶・荷葉(清熱利湿)
控えめに / Ease off加糖・ミルク・強い焙煎・高アルコール
Reference 参考:からだバランス全体像 開く

自己チェックの背景にある、からだの層構造です(読み物としてどうぞ)。

Regulation ・ 調律
自律神経・神経調節 + 内分泌(ストレス応答)
全体を指揮し、覚醒とリラックスを調える。
Integration ・ 統合
メチル化系
三点を束ね、神経へ橋渡しする生化学ハブ。一炭素/SAM代謝によるメチル化(COMT・HNMT・MTHFR)。
※ 固定的な独立層というより、三臓を貫く横断的な代謝層です。ここでの「メチル化」は代謝・神経伝達のもので、DNA/エピジェネティクスのメチル化とは分けて扱います。
Foundation ・ 処理の場
土台の三点Core ・ 最重要
腸肝循環
Gut抗炎症+ めぐり・処理

免疫とバリアの中枢。蠕動・腸肝のめぐりで“めぐり”にも関与。

肝臓Liverめぐり・処理+ 抗酸化

解毒・代謝の実働器官。グルタチオンで“抗酸化”も担う。

ミトコンドリアMitochondria抗酸化+ エネルギー

エネルギーとレドックスの中心。

※ 細胞小器官(臓器とは階層が異なります)/葉酸・一炭素代謝でメチル化の基質も供給します。

※ 実際は各層が双方向に連動する一つのネットワークです(層は説明のための整理)。その他の系、免疫は「抗炎症」、概日リズムは後述の「時刻」に対応します。

◇ ◇ ◇

今のタイプが見えたら、次は「いつ・なぜ飲むか」を重ねます。↓

2 いつ・なぜ ・ When & Why

いつ・なぜ飲むか

Season × Time × Purpose

同じ茶葉でも、季節・時刻・目的で表情が変わります。今のあなたのタイプに、この3つを重ねてみましょう。

0 / 3 選択済み ― 3つとも選ぶと、結論の精度が上がります
季節を選ぶ(ひとつ)未選択
時刻を選ぶ(ひとつ)未選択
目的を選ぶ(ひとつ)未選択
◇ ◇ ◇

さらに“効き方の個人差”を、参考情報として重ねます。↓

3 参考情報 ・ Reference

相性を深める ― カフェインと、遺伝子

Affinity & Genes (optional)

同じお茶でも、効き方・抜け方は人それぞれ。任意の参考情報として、カフェインとの相性と、遺伝子の傾向を添えると、選択の精度が上がります。

Optional ・ 任意(選ぶと結論に反映されます)
Caffeine Affinity ・ カフェインとの相性
希望のカフェイン量を選ぶ(任意・ひとつ)未選択

Tips: テアニンは、カフェインの“角”をやわらげ、集中を穏やかに支えるお茶のアミノ酸です。

Note: 茶葉そのもののカフェイン量は、白茶・緑茶・紅茶でそれほど変わりません。一杯が実際に穏やかになるのは、もともとカフェインの少ない茶葉(当店では仙茶)、水出し番茶のように育った大きな葉を含むお茶の場合です。逆に、芽を多く含むお茶ほどカフェインは多くなります。実測した茶葉には、乾茶100gあたりの測定値を併記しています。

Your Tea Genes ・ お茶と遺伝子任意

遺伝子は「なぜその相性なのか」を考えるヒントになる参考情報です。ただし一つひとつの影響は小さく、多くの要因のひとつにすぎません(確定的な予測や診断ではなく、あくまで“傾向”です)。検査結果をお持ちの方は、下の各項目で活性の程度を選ぶと結論に反映されます(未選択・不明のままでも構いません)。まだ調べていない方は、遺伝子解析サービスを提供する事業者にお問い合わせください。

Genes 遺伝子を選ぶ(全15項目・任意) 開く

選び方の目安高活性/高めはたらきが強い型標準変異なし(機能が保たれる型)中間ヘテロ接合など、標準と低の中間の型低活性/低めはたらきが弱い型不明未検査・結果がわからない※ どの型が多いかは遺伝子・集団によって異なります。「標準」は頻度ではなく、機能が保たれる型を指します。
※ ADORA2A・SLC6A4・HTR1A・TAS2R38 は酵素ではなく受容体・輸送体のため、「活性」ではなく感受性・発現量の高低として表記しています。

カフェインの効きCaffeine→ カフェイン量の選び方
CYP1A2カフェイン分解
肝臓での分解の速さ。低いと夕方以降まで残りやすい。
ADORA2Aアデノシン受容体・感受性
受容体の効きやすさ。高いと少量でも覚醒・落ち着かなさが出やすい。
抗酸化のちからAntioxidant→ 緑茶・白茶の活かし方
NFE2L2抗酸化の司令塔
いわゆるNRF2。低いと“さび止め”の立ち上がりが緩やか。
SOD2初期処理
ミトコンドリアでの活性酸素の初期処理。
GPX1過酸化物の解毒
過酸化脂質の後始末。低いと酸化ストレスが残りやすい。
GPX4脂質の抗酸化
細胞膜など“あぶら”の酸化を抑える力。GPX1(水系)と対になる役割。※ 消費者向け検査では未測定のことがあります。その場合は「不明」で構いません。
めぐり・処理Flow→ 濃さ・量の目安
GSTM1 / GSTT1解毒(抱合)
第2相解毒。低いと成分の処理に時間がかかりやすい。※ 検査結果が「保有/欠失(null)」表記の場合は、両方保有=高活性、片方欠失=中間、両方欠失=低活性 が目安です。
UGT1A1グルクロン酸抱合
排出のしやすさ。低いと濃いお茶が重く感じることも。
神経の調律Neuro→ 覚醒/チルの選び分け
COMTドーパミン分解
低いと刺激が長く残り、高カフェインで張りつめやすい。
MAOAモノアミン分解
気分の立ち上がりと戻りやすさに関わる。
SLC6A4セロトニン輸送体・発現量
ストレス感受性の個人差に関わる(セロトニン系)。※ 検査結果が「S型/L型」表記の場合は、L/L=高活性、S/L=中間、S/S=低活性 が目安です。
HTR1Aセロトニン受容体・感受性
受け手側の効きやすさ(rs6295)。テアニンの穏やかさのなじみ方に関わる。※ 上の3つに比べ、お茶との関連の裏づけは限定的です。参考程度にお考えください。
ヒスタミン・敏感さSensitivity→ 特稟タイプ・低刺激の茶
HNMTヒスタミン分解(細胞内)
低いとゆらぎ・敏感さが出やすい傾向。
DAO / AOC1ヒスタミン分解(腸管)
低いと飲食由来のヒスタミンに反応しやすい。
苦味・渋みの感じ方Taste→ 濃さ・焙煎・品種の好み
TAS2R38苦味受容体・感受性
高いと苦渋味を強く感じ、濃いお茶が苦手なことも。

選択済み 0 / 13 項目(未選択・不明のままでも構いません)

◇ ◇ ◇

ここまでの3つを重ねて、あなたの一杯へ。↓

4 お茶選び ・ Your Cup

あなたに合うお茶

Your Cup

今のあなた(タイプ)×「いつ・なぜ」× 参考(カフェイン・遺伝子)を重ねると、あなたに合うお茶の傾向と、一杯が見えてきます。

Your Match ・ あなたに合うお茶 (例:自己チェックで更新されます)

抗酸化・うるおしの一杯。涼やかに、からだのさびを防ぐ。

参考:体質タイプ / Type
陰虚 / いんきょYIN-XU
属性 / Attributes
涼性非加熱〜弱発酵
整えたいポイント・目的 / Focus
—(3系・目的を選ぶと表示)
おすすめの一杯 / Pick
—(目的・季節を選ぶと表示)
製品例 / Picks
の付いた製品名をタップ/クリックすると、商品ページが開きます。
合わせる薬草 / Toppings
—(チェックで更新)
季節・時刻 / When
季節・時刻を選ぶと更新されます。
カフェイン・遺伝子 / Optional
—(任意・未選択)

※ カフェイン量は、クロマトグラフィーで実測した茶葉についてのみ数値を示しています。それ以外は未測定です。茶葉そのもののカフェイン量は白茶・緑茶・紅茶で大きくは変わらず、一杯が穏やかになるのは、もともと少ない茶葉・水出し・育った葉を含むお茶の場合です(参考文献 9〜11)。

※ PDFはお使いの端末の中だけで作成されます。入力内容も宛先も当店のサーバーには送信・保存されません。
「レポートを開く」→ 端末の印刷/共有機能から、PDF保存やLINE・メール送信ができます。
共有に対応していない場合は、PDFがダウンロードされますので、メール等に添付してお使いください。

All Types — Reference

全タイプ早見表

陰虚 · Antioxidant

白茶・黄茶・清香烏龍

属性甘潤・涼/白茶・軽発酵
製品例雪茶スオイザン緑茶老樹白茶
陽虚 · Warming

紅茶・熟プアール

属性温/全発酵・後発酵
製品例タイコンリン紅茶熟プアール八仙茶
痰瘀 · Anti-inflammatory

烏龍・後発酵・熟成茶

属性温通・活血/半発酵・後発酵
製品例熟プアールKhi八仙茶薔薇緑茶
気鬱 · Unwind

花茶・柑橘

属性芳香・理気/花ブレンド
製品例ジャスミン茶薔薇緑茶蓮花茶
特稟 · Sensitive

低刺激の白茶

属性穏やか/非加熱の白茶
製品例老樹白茶Ongハザン仙茶
気虚 · Qi-tonifying

穏やかな紅茶・烏龍

属性補気・温和/全〜半発酵・後発酵
製品例タイコンリン紅茶八仙茶熟プアール
湿熱 · Damp-heat

緑茶・生プアール・白茶

属性清熱利湿/弱加熱・半発酵
製品例スオイザン緑茶生プアール雪茶
整える · Foundation

日常の養生茶

属性巡り・整い/晩茶・後発酵
製品例晩茶・白茶・後発酵の茶
Appendix
付録 ・ Appendix

お茶に重ねる、スパイス・薬草

Herbal Toppings

ここから先は本編の付録です。お茶選びだけで完結しますので、興味のある方だけどうぞ。

お茶はもともと、薬草として飲まれてきました。お茶の産地に育つスパイス・薬草を少量重ねると、一杯の表情がやわらかく変わります。(カフェインは加えません)

以下は、性味・配伍と飲用文化に基づく“相性の目安”です。科学的に効果を実証した統一基準ではありませんので、参考としてお楽しみください。

並び順は、3つのはたらき(めぐり・処理/抗酸化/抗炎症)と体質・目的に加えて、お茶とトッピングの温涼(五行の相性)も考慮して選んでいます。

めぐり(温めてめぐらす)
陽虚・痰瘀 / 温

マックケン・草果・桂皮・桂枝・八角・生姜・ガランガル

抗炎症(鎮める・ゆらぎ)
痰瘀・特稟 / 温

紫蘇・ウコン・丁子・シナモンの葉

抗酸化(さび止め・うるおし)
陰虚 / 涼〜平

クコの実・バタフライピー・レモングラス・菊花

成分レベルで裏づけのある組み合わせ(参考) 黒胡椒のピペリンは、ウコンのクルクミンの吸収をヒトで大きく高めることが報告されています。またビタミンCなど栄養素の併用で、緑茶のカテキン(EGCG)の吸収が高まる報告もあります。※ これらは特定成分の組み合わせに限った知見で、上記の推奨全体を保証するものではありません(例:山椒系のMắc Khénはピペリンを含みません)。

※ 妊娠中・授乳中・通院中/服薬中の方は、医師・薬剤師にご相談のうえ少量から。ウコン・生姜・丁子などは体質・状況により控えめに。

References 参考文献・出典 開く

本ページの考え方の下敷きにした資料です。個々の製品の効果を実証するものではなく、また特定の効能を保証するものでもありません。

体質・伝統医学
  1. 国家市场监督管理总局・国家标准化管理委员会『中医体质分类与判定』GB/T 46939-2025(2025年12月31日発布/2026年4月1日施行). 標準情報中医体質9分類の現行の国家標準。本ページのタイプ名・定義はこれに準拠しています。ただし「平和質」は傾きのない状態にあたるため選択肢に置かず、「痰湿質」と「血瘀質」は後述のBCQの一軸(Stasis)に合わせて「痰瘀」としてひとつにまとめ、計7タイプで扱っています。
  2. 中华中医药学会『中医体质分类与判定』ZYYXH/T 157-2009. 中国中医药出版社, 2009.上記国家標準の前身となる団体標準。本ページ作成時の主要な参照元で、9タイプの名称・定義は国家標準に引き継がれています。
  3. 王琦『中医体質学』人民卫生出版社.9体質理論の原典。
  4. Wang Q, et al. Constitution in Chinese Medicine Questionnaire (CCMQ), 2009.60項目・9下位尺度の自記式質問票。気鬱・特稟・気虚・湿熱の設問設計の参考。なお GB/T 46939-2025 では、約40万例の調査をもとに項目が27問へ整理され、平均回答時間は11.6分から4.23分に短縮されています(偏りのある体質の判定は転化分40点以上)。
  5. Su YC, Chen LL, et al. Body Constitution Questionnaire (BCQ) — Yang-Xu / Yin-Xu / Stasis, 2008–2009.陰虚・陽虚・痰瘀の3軸。本ページのセルフチェックの構造上の下敷き。
  6. 本草(四気五味・帰経)の一般的記載、および五行学説(相生・相剋)。お茶・薬草の性質づけと、合わせ方の考え方に使用。
お茶と成分
  1. Haskell CF, et al. The effects of L-theanine, caffeine and their combination on cognition and mood. Biol Psychol. 2008;77(2):113–22. DOIテアニンとカフェインの組み合わせに関するヒト無作為化試験。
  2. Nehlig A. Interindividual differences in caffeine metabolism and factors driving caffeine consumption. Pharmacol Rev. 2018;70(2):384–411. DOICYP1A2・ADORA2Aなど、カフェインの効き方の個人差について。
  3. Chin JM, et al. Caffeine content of brewed teas. J Anal Toxicol. 2008;32(8):702–4. DOI白茶・緑茶・紅茶の浸出液は 14〜61 mg/杯。茶種による一定の傾向は見られず、浸出時間の影響が大きいと報告されています。
  4. Zhang H, et al. Influence of brewing conditions on taste components in Fuding white tea infusions. J Sci Food Agric. 2017;97(9):2826–33. DOI白茶でも、湯温と浸出時間が上がるほど浸出液のカフェインは増えます。「一杯に出てくる量」が淹れ方で決まることの根拠。
  5. Pan J, et al. Comparison of the main compounds in Fuding white tea infusions from various tea types. Food Sci Biotechnol. 2018;27(5):1311–8. DOI一芯のみの白毫銀針より、葉を含む白牡丹・寿眉のほうが浸出液の主要成分は多いという結果。摘採部位と茶葉の形が浸出量に効くことを示しています。
  6. Shoba G, et al. Influence of piperine on the pharmacokinetics of curcumin in animals and human volunteers. Planta Med. 1998;64(4):353–6. DOI黒胡椒のピペリンとウコンのクルクミンの併用(ヒト試験を含む)。
  7. Peters CM, et al. Formulation with ascorbic acid and sucrose modulates catechin bioavailability from green tea. Food Res Int. 2010;43(1):95–102. DOIビタミンCとカテキンの吸収について(動物・細胞試験。ヒトでの実証ではありません)。
からだの土台(腸・肝・ミトコンドリア・神経)
  1. Cryan JF, et al. The Microbiota-Gut-Brain Axis. Physiol Rev. 2019;99(4):1877–2013. DOI腸と神経のつながり(層構造モデルの背景)。
  2. Borovikova LV, et al. Vagus nerve stimulation attenuates the systemic inflammatory response to endotoxin. Nature. 2000;405(6785):458–62. DOI迷走神経を介した抗炎症の経路。
  3. Ducker GS, Rabinowitz JD. One-Carbon Metabolism in Health and Disease. Cell Metab. 2017;25(1):27–42. DOI一炭素・SAM代謝(メチル化の層)とミトコンドリアの関わり。

※ 引用文献の一部は動物・細胞を用いた研究、または一般的な総説です。人での効果や、本ページで扱うお茶・薬草そのものの効果を示すものではありません。文献情報の確認にはPubMedを利用しています。

結果を見る / Result
※本ページは、体質の傾向に基づく養生の相性をご提案するものであり、医療的な診断・治療を目的とするものではありません。体調に不安のある方、通院中・服薬中の方は医師・薬剤師にご相談ください。製品例はイメージです。